大腸カメラ検査を行う前に、診察が必要となります。
診察が終わりましたら、検査日を決定します。

検査の前日は、21時までに夕食を終えて、それ以降は絶食となります。
また、事前診察で処方した下剤を服用してください。

検査当日も引き続き絶食をお願いします。
ただし、常用薬については医師の指示に従ってください。

お伝えした日時に当院へご来院ください。

検査前に、その日の健康状態を確認するために問診を行います。

前処理として、下剤を服用し、大腸の中を空っぽにして観察しやすくします。
院内に前処置のための待合室と専用トイレがありますが、ご自宅で前処置していただいてもかまいません。

鎮静剤を使用する場合には、静脈経由で鎮静剤を投与します。

内視鏡を肛門から挿入して、大腸と直腸を観察します。
一般的な観察時間は10～20分ですが、大腸ポリープの除去が必要な場合はもう少し時間が必要です。

検査が終わった後、鎮静剤を使用した方は、鎮静剤が解けるまでリカバリースペースでお休みいただきます。

撮影した画像を一緒に見ながら、検査結果を詳しくお伝えします。

検査結果の説明が終わりましたら、ご帰宅となります。
なお、鎮静剤を使用して検査を受けられた方は、しばらく眠気やふらつきなどの影響が残る可能性がありますので、お車の運転はお控えください。