便潜血陽性
便潜血検査とは?
便潜血検査とは、便中に目に見えない程度の微量の血液(潜血)が混入しているかを確認する検査方法です。
簡易的で患者様への負担が少ない検査でありながら、大腸がんなどの消化器系の疾患の早期発見に役立ちます。
便潜血検査でどんなことがわかるのか?
便潜血検査は、消化管内の出血を探知するための重要な検査です。
消化器系疾患の初期段階で、目には見えない微細な出血を検出できます。
これにより、大腸がんなどの早期発見、または出血性の疾患の診断に繋がります。
便潜血検査が陽性だった場合は?
便潜血検査が陽性となった場合、消化器官のどこかで出血が起きている可能性があります。
必ずしも重篤な疾患があるとは限りませんが、それを確認するために、精密検査(大腸カメラ検査)が必要になります。
便潜血検査を積極的に活用しましょう
便潜血検査は、その簡便さと信頼性から、非常に優れた検査方法と言えます。
大腸カメラ検査に対して抵抗感がある方でも、便潜血検査なら受診しやすいと思います。
便潜血検査が陽性の場合、大腸がんなどの重篤な疾患の可能性があり、早期発見・早期治療により命が守れるようになります。
特に35歳以上の方には、定期的な便潜血検査を受けることをおすすめしています。
病気の早期発見のためにも、安心して毎日を送るためにも、便潜血検査を積極的に活用するようにしましょう。